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山崎健太郎(建築家)の「52間の縁側」クライアント風雲児/石井英寿(いしいひでかず)さんのプロフィールといしいさん家

今回の記事では現在の介護業界内で風雲児と言われている石井秀寿さんを紹介します。

私の両親も亡くなるまで介護施設にお世話になっていました。ですがそこで生活を余儀なくしている親を見ていると、なんか楽しそうな感じは全く無くただ暮らしているという印象しかありませんでした(やむを得ないことなのかもしれませんが)。

そういう思いがある中で、情熱大陸に建築家の山崎健太郎さんが設計した「52件の縁側」という建築物の紹介があり、その建築のクライアントが石井秀寿さんだったのです。山崎さんは石井さんのことを哲学者表現しています。介護関係者が哲学者?と全くそぐわない表現されたことに、逆に興味を抱いたのでこの記事を書いてみようとおもいます。

目次

石井秀寿 プロフィール

いしい・ひでかず●1975年生まれ。 淑徳大学社会学部卒業後、介護老人保健施設に8年勤務する。

介護福祉士として、認知症専門病棟で認知症の方たちとのかかわりを持つ。しかしこのときに感じたのが介護保険のデイサービスは介護する側の都合が優先されて、介護を必要とする人側に立っていないと痛感する。そこで自分の目指す介護保険ができる会社を立ち上げることを決意する

2005年有限会社オールフォアワンを設立、2006年千葉市に宅老所いしいさん家を立ち上げる。

2022年12月1日に千葉県八千代市に52間の縁側をオープン。

風雲児 石井秀寿

石井さんが風雲児と呼ばれるエピソードがいくつかあります。それを以下に紹介します。初めて読んだとき私も笑ってしまいました。

エピソード① そういえば、何年もお風呂入っていないおじいちゃんがいて、いろいろ試したことがありました。そのとき昔の人にとってお医者さんは絶対的な存在だから、「白衣を着て行ってみよう!」って思いついたんです。「僕、医者なんですよ。診察したいけど、ここでは脱げないからちょっとついて来てください」って言ったら「あっ、はいー!」って来てくれて、チャンスとばかりにそのままお風呂場まで行って、「ここに聴診器当ててますから、洋服を脱いでください。全身を診ますからね」って服を脱いでもらって、そのまま僕も一緒にお風呂入ったことがありました。 ついて来た時点でこっちの勝ち。次はどうしようかなっていうわくわく感があって、面白かったです。今思うと、医者を演じていたのかもしれないね。

エピソード② ほかにも、施設内を歩き回ることで、前の施設から「問題行動あり」と申し送られて来た人がいました。それで、過去を紐といていったら警備員をしていたとわかって、「だったら道路交通調査員をやってもらおう!」って思いついた。「うちの前を車や自転車、犬や猫が通ったら正の字で書いていってください」ってお願いしたら、「はい、わかりました」ってちゃんとデイサービスに来てくれて、仕事をしてくれました。そういうときは、うれしくて楽しくて(笑)。

宅老所 いしいさん家

いしいさん家は みんなの家普通の生活をモットーに運営されており、事業施設を建てたりするのではなく普通の民家をかりて小規模の宅老所及びデイサービスです

いしいさん家が大切にしていることは…

①ありのままその人らしく
②今を楽しむ
③その穂との生活習慣を大切に
④色々な人が居てていい
⓹どんな深い認知症の人でも受け入れる
⑥家族と一緒に成長していく

この六つ、私たちが見聞きする介護施設の考え方や実態と180度違いますよね こんなところがあれば私も入りたい、親にもこんなところに入って欲しかったと思います。こういう考え方の施設が増えるとうれしいですね。

いしさん家って?

介護哲学から生まれた 52間の縁側

52間の縁側は一度聴いたら耳に残る言葉ですね、私も初めて耳にしたとき何のこと?どういう意味?と思いました。クライアントである石井英寿さんから建築家の山崎健太郎さんが依頼を受けた時の印象が介護事業者というよりも哲学者という感じだったと語っています。それくらい石井さんには介護に対する強い思いがあったのだと感じ取れました。

ここは介護施設というよりは お年寄りと子供たちが自然に触れ合える場所というイメージです。

52間の縁側 (こここ

あとがき

介護業界のニュースと言えば 3Kであるとか、介護者によるパワハラであるとかのマイナスイメージばかりが報じられています。でもこれからは人口の4分の1 25%以上の人が高齢者となるときがすでに目の前に迫っています。ですが、残念なことに低賃金で苦しむ介護関係者や経営が成り立たなくなっている介護事業者が後を絶ちません。

そういう状況の中で、介護そのものを根本から変えようと努力し実現されている山崎氏を応援したいと思いこのブログを書きました。このブログを読んで賛同される方が増えることに期待しますし、今後の介護業界を変えるために私たちに何ができるのか考えてゆきたいと思っています。

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